游月

長野市新田町

蛇行する路地の先に、つつましやかに佇む日本料理店。女将が選び抜いた調度品や器、季節の花など、店内の目に映る物すべてにセンスが行き届く。女将は花柳流の師匠であり、水墨画もたしなむのだ。私と誕生日と血液型が一緒という巡り合わせ。
カウンターの他、坪庭に面した座敷席や2階個室もあり、女性の一人客から重要な会合までシーンを選ばない。 長年銀座で修業した板長による力作は、日本料理の真髄とも言うべき季節感に富み、素材の持ち味を最大限に引き出す。会席料理の他、日替りの一品料理も豊富。空間から料理まで、季節感と大人の「粋」にあふれた一軒である。








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